宝石ジュエリーの保管方法

      2016/11/25


ジュエリーボックス

みなさんは宝石のの保管はどのように行われているでしょうか。

まさか、無造作に置かれたり。まとめて1つのジュエリーBOXに入れられたりされてないですよね?

 

硬いと思える宝石でも、実はとてもデリケート。

ルビー、エメラルド、サファイア、ダイヤモンド。

様々な宝石の種類がありますが、それぞれが違った硬さをしています。

その硬さの事を硬度といいます。

硬度とは

一般的に硬度とは「モース硬度」の事を指し、鉱物の硬さを数値で表したものを言います。

モース硬度 標準鉱物 宝石例
10 ダイヤモンド
9 コランダム ルビー,サファイア
8 トパーズ エメラルド
7 石英 トルマリン
6 正長石 オパール
5 燐灰石(アパタイト)
4 蛍石
3 方解石(カルサイト)
2 石膏
1 滑石(タルク)

地球上の鉱物の中で最も硬いダイヤモンドから順にコランダム、トパーズと硬度が下がっていきます。

硬度の低いものは非常に傷が付きやすかったり、欠け易かったりします。

ですので、無造作に置いておかれたり、同じジュエリーBOXの中で保管をすると…
中でぶつかり合い硬度の低い宝石は傷がついてしまう可能性がありますので必ずジュエリーを保管する時は個別に仕切られたジュエリーBOXを使い大切に保管してください。

 

身につけた後は知らん顔で無造作に放り出すのではなく、しっかと保管する事もジュエリーオーナーの役目です。


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