実はレアメタル!?〜銀白色の輝き ロジウム〜

      2016/09/15

ロジウムって?
ロジウムという貴金属に分類される物質をご存知ですか?
金属といえば、ゴールドやシルバー、プラチナなどが一般的ですがこのロジウムはメインの素材ではなく、主にメッキ加工に使われる金属の一種です。
今回はこのロジウムについてご紹介して参ります。


ロジウム

ロジウムメッキに使われるロジウム

ロジウム-rhodium-
イギリスの物理学者であるウィリアム・ウォラストンによって白金(プラチナ)鉱石から発見されました。
彼はこの時、プラチナ鉱石からパラジウムとロジウムを分離させ発見したとされています。

現在でもロジウムは白金鉱石から採ることができ、主な原産地は南アフリカ、ロシアとされています。
名前の由来は、ロジウムのつくる塩の水溶液が薔薇(ローズ)色であることから、ギリシャ語でバラ色を意味する”rhodeos”を元に名付けられました。

ロジウムは、パラジウムと同じように単体で使用されることはあまり無く、主にロジウムメッキなどに使用されます。
まるでプラチナのような美しい色味と輝きを持つロジウムは、酸やアルカリに強く酸化や変色もほとんどありません。
なのでネックレスなどのジュエリーのメッキ加工には欠かせない物質となっています。
ですがこのロジウム、ジュエリーの他にも工業の面でもよく使われているため、近年ではすっかり高額なものになってしまいました。


ロジウムの特徴

①耐食性が高い

腐食に強く、サビたりする確率が極めて低いと言われています。
ジュエリーはもちろん、様々な工業の面で使われていることも納得ですね。


②酸・アルカリに強い

先ほども少しお話ししましたが、ジュエリーには天敵の変色。ロジウムはこの変色のトラブルとはほとんど無縁なのです。
メッキ加工をこのロジウムで行うことで、ジュエリーを美しく保てるのです。



③鏡面反射率が高い

ロジウムは色味も銀白色で大変美しく、まるで鏡のように反射します。
顔が映るほどピカピカと輝くため、メッキ加工を施すことで丈夫さを上げるだけでなく、見た目の美しさも高めてくれるのです。


ロジウムはレアメタル?

地球の贈り物

ジュエリーや工業の面でも使用されるロジウムですが、実はレアメタルなのをご存知ですか?
レアメタル、ニュースで聞く機会が増えましたよね。
地球にはたくさんの限られた資源が存在しています。自然が生み出す、限りある物質たちは太古の昔から積み重ねられたいわば遺産のようなものです。

レアメタルはその名の通り、希少な金属を指します。
どうして希少なのか?それはいくつかの理由があります。

①地殻中の存在量が少なく、採掘や精錬にコストがかかる
②単体のみで取り出すということが極めて困難
③金属を製錬する際のコストが高い

このように、採掘・加工に非常にコストがかかるということが伺えますね。
ロジウムだけがレアメタルということはなく、以前記事にもいたしました、パラジウムも実はレアメタルなのです。
記事はこちら↓
パラジウムの記事



私たちの暮らしや、身につけるジュエリーはこれらの希少な金属のおかげで成り立っています。
購入したジュエリーも、それを思うとより一層愛しくなりますよね。

感謝の気持ちを忘れないで大事にしてあげてくださいね♪



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